Top Message
トップメッセージ

代表取締役会長兼社長 下田 雅美

"管理員に思いと情熱があり、
DXが加われば、
マンション・マネジメントは
変えられます。"

代表取締役会長 下田 雅美

2022年、おかげさまで、うぇるねすは20周年を迎えました。この間、マンション管理会社の皆さま、マンション管理組合の皆さまをはじめ、多大なご支援をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。

私たちは知っています。心のこもった挨拶一つでマンションが元気になっていくことを。

まず、私からお話ししたいのは私たちの原点、居住者の方の目を見て交わす笑顔の挨拶についてです。私たちは、初めてのマンションで、出会う皆さますべてにおはようございますと声を掛けます。清掃をしていたら一旦止めて、相手の目を見、笑顔で挨拶するのです。最初は戸惑う方も、無視して行ってしまう方もいる。でも、次に挨拶すると、きちんと返してくれる。その次は向こうから挨拶してくれて、笑顔になっている。いつの間にか居住者同士も挨拶を交わしている。マンションというのは、そうやってどんどん元気になって行くものなのです。

私たちは実感しています。現場の管理員の知恵が改善を止めないことを。

ただ、これが最初から分かっていたかというと、もちろんそうではありません。実は、当初、居住者の方からずいぶんと叱られました。そこで、私たちの管理員(当時は代務員)は、現場で聞いたこと、感じたことを持ち帰ってはみんなと共有したのです。そして、どうすればもっと居住者のためになるのか全員で考えました。私も現場に出ていたので、そこに加わって論議を重ね、方法を変えては実行し、またさらに反響を聞いて改良していったのです。うぇるねすのもう一つの原点は、この改良を重ねていく現場の管理員の力だと思います。

私たちのDXは、スマホで仕事するデジタルシニアを登場させました。

昨年リリースした当社初のDXサービス、webアプリ「Dマネ」も、2010年頃から地道に作ってきた代務の依頼システムがベースです。高齢の代務員相手にスタッフが普及途上だったスマホを教え、全員が使えるシステムを一から作りました。だから、うぇるねすの管理員は今、難なくスマホを使って現場の仕事に向かっているのです。私たちは、進化するITをこれからも徹底的に使ってデジタルシニアを次々と世に出していきます。そして、彼ら現場の素晴らしい力とともに、マンション管理の新しい形を開発し続けます。

これからも、日本のマンションを元気にするために、なお一層サービスを磨き、管理会社の皆さま、居住者の皆さまの心温まる応援を力に、前進して参ります。