Top Message
トップメッセージ

代表取締役会長兼社長 下田 雅美

マンション管理の次のステージは、
DXと教育によるフロントと
管理員の情報ネットワーク・連携です。

代表取締役会長 下田 雅美

今、マンション・マネジメントに重要なものは、フロントを力強くする“武器”です。

管理会社の重要な経営課題は、フロントでしょう。それは間違いなく、フロントこそ実務の中心であり、かつ今もっとも忙殺されている職務だからです。そこで、彼らを離職させないために、働き方改革や福利厚生の充実、待遇改善など様々な手が打たれ始めています。しかし、いずれも本丸ではない。この職務を取り巻く周辺環境や制度の改変だけでは、うまくいかないのです。そこで、フロントという仕事を真正面から革新するご提案があります。それは、情報革命。あらゆるマンションの情報を現場から着実に吸い上げて情報ネットワークの中に展開し、フロントをはじめ本部全員で共有すること。これによって、フロントは忙殺されることなく、PCを前に多くの業務を実行できるのです。それが、『Dマネ』を活用した情報ネットワークシステムです。

私たちは挑戦しています。最適なマンション管理システムを開発し続けること。

それを可能にしたのが、私たちのシステム開発です。管理員代行事業からスタートした当社は、実は2010年頃から代務の依頼システムを独自に開発してきましたが、2021年、前述の『Dマネ』をリリースしました。これは、管理員がスマホ・アプリ『Dマネ』を使って現場情報を情報ネットワークへ入力し、フロントをはじめとする本部スタッフ全員がその情報を共有してスピーディに対応するシステムで、導入と同時にマンション管理の現場で大きな効果をもたらしています。中でも、高齢管理員向けにはスマホやシステム教育とフォロー体制を構築しており、フロントと連携したマンション・マネジメントにおいて、トータルな取り組みを始めています。

どんな情報ネットワークも、操作ができて、情報を正しく選択することが大事。それには教育が欠かせません。

そして、もう一つ大切なものは、教育です。前述の『Dマネ』導入に向けての管理員教育としては、まずはスマホの操作、そしてシステム運用のための教育です。また、次に問われるのが現場から吸い上げる情報の品質・精度や頻度です。つまり、何が報告すべき対象なのか、問題解決に向けた最初のアクションとは何かといった知識は欠かせません。私たちの幅広い教育サービスはそこに対応しています。フロントや管理員を対象とする集合研修から、eラーニングによる実務研修やさらには『管理業務主任者資格試験対策』シリーズまでそろい、現在もお客様のご要望に沿って続々と開発を続けています。

心のこもった挨拶一つで、マンションは元気になっていく。私たちは知っています、そこが原点だと。

私たちのこれら事業運営の根底にあるのは、最初からマンション管理を居住者様に向けたサービス業ととらえ、活動を続けてきたことです。私たちは、管理員として出勤した際には、出会う皆様すべてに「おはようございます」と声を掛けます。清掃をしていても一旦手を止めて、相手の目を見て、笑顔で挨拶するのです。すると、最初は戸惑う方も、無視して行ってしまう方もいる。でも、次に挨拶するときちんと返してくれて、その次は向こうから挨拶があり、いつの間にか居住者様同士も挨拶を交わすようになって、マンションがどんどん元気になっていくのです。これが、明るく健やかな生活をサポートしていくという本質です。

私たちは、これからも、日本のすべてのマンションを元気にするために、なお一層サービスを磨き、前進して参ります。